サービス精神クソ喰らえ

 



仕事で、軽蔑している人が2人いた。



いずれも男性で、
まあー仕事ができない。
私がいうのもなんだけど。





そんな彼らを私が軽蔑してた理由は、
「仕事ができないくせにやる気がないから」。




やる気ないけどできちゃう天才肌タイプは尊敬するし、仕事できないけどやる気はある人は偉いなと思うんだけど、彼らに至っては、仕事ができない上にやる気もない。

だから、
やっぱり周りにはなんやかんや言われているし
私も「ないわー」と思っていた。
あの人たちみたいには絶対になりたくないなと。




仕事できないくせにヘラヘラしてるし
仕事できないくせに早く帰るし
仕事できないくせに会社でのびのびとしてる彼ら。

あぁこの人たちは無神経なんだ、
人種が違うやなんて思ったりして。





でも最近気づいてしまったんだ。


彼ら、最強だわ。






彼らは仕事ができなくても、
毎日をほどほどに楽しく過ごしているのだ。
残業は極力せず、仕事ができなかろうと仕事以外の時間を存分に楽しんでいるのだ。


それに対して私は、仕事ができないことに頭を悩ませて、仕事以外の自分のことも嫌いになりそうになって、それでイライラして、人に強く当たっちゃったりして。
もう最悪だ。地獄の擬人化。





どっちがいい、どっちが幸せだ。

彼らのほうが幸せに決まってる。
本人が幸せ、それでいい、それがいいんだ。






周りにどんな目で見られようと、
彼らは今日も好きなように振る舞って
好きなことを言って好きな時間に帰る。



そりゃ仕事ができるに越したことないよ?

でも、彼らだって、
なかなかに素敵なんじゃないか。







そんなことに気付いた社会人3年目の夏。
そうだよね。
思いつめたってお給料変わったりしないしね。
だったら楽しく生きたいじゃん。








まさか彼らから学ぶと思わなかったな。
最近ちょっと見習ってます。











p.s
「仕事できねーなら努力でカバーしろ」なんて思ってた社会人1年目の私、息してますか〜〜〜〜〜
最近の私は少しずつ自分への期待を手放せるようになりました。
あと、無理な仕事を断れるようになりました。