モラトリアム3日目

 
母と地元の商店街で待ち合せて、
母行きつけのネパール料理店に。
沖縄料理も出していて、島パスタなるペペロンチーノ風のものがおいしかった。
ネパールとかインドの人って、
笑顔が優しい。笑顔が、嘘っぽくない。


帰宅するとニャー×2が迎えてくれた。

 

モラトリアム2日目

 



朝10時に起きる。よく寝た。寝すぎた。
三四郎オールナイトニッポンを聴きながら部屋を片付ける。



今日は梅屋敷に行く。
蒲田のすぐ隣にある町で、なかなかディープだそう。
笑う犬』のコント「トシとサチ」の舞台も梅屋敷なんだとか。
こういうレトロでディープな商店街にひとりで行くのは久しぶりだ。
お気に入りのマフラーを巻いていざ、出発。



梅屋敷は思ったよりも現役で活気があった。
ただ、やっぱりここらへんの独特の空気感はある。
揚げ物屋さんで海老天3本、お肉屋さんで大きな唐揚げ2つを買った。
どっちの店員さんも当たり前のように敬語じゃないのが蒲田っぽい。

海老天は揚げたてみたいで、ほんのり温かくてサクサクだった。
唐揚げは、10年ほど前に閉店した地元のお肉屋さんの唐揚げとそっくりだった。
あの唐揚げが大好きで、閉店した時は本当に悲しかったのを覚えている。
またあの味に出会えるなんて、感無量。
また買いに行こう。ママにも食べさせてあげよう。




その後、パンを2つ、古着屋さんでスカートを1枚買った。
少し光沢があるオレンジ色の素敵なフレアスカート
スカートよりもパンの方が高かった。





もうひとつの商店街を見に行くと、
「牛豚肉臓器卸」と看板に書かれた焼き鳥や、引くほど安くて電気が眩しすぎる八百屋など個性的なお店がたくさん。

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んー、こっちもなかなか蒲田。いいねぇ。



日が暮れてきたので家路につく。
帰りの電車で、梅屋敷に住んでいる先輩が
「梅屋敷から蒲田に歩いていくと、もっとディープな商店街があるよ」と教えてくれた。
次行ってみよっと。





家に帰ると、Amazonで注文していたペンダントライトが届いた。
ずっと照明をおしゃれにしたいと思っていたので、この機会に、ということで。



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まっっっぶし………眩しすぎる。
思ってたのと違いすぎてしばらくひとりで笑った。
眩しすぎてライトの形わからんやん。
梅屋敷の八百屋のこと笑ってられない。



とりあえずニトリエジソンランプなるものを注文した。
どうにかなってくれることを願う。




カーテンも新調したいな〜なんて考えながら、
モラトリアム2日目が終了。

モラトリアム1日目

 


9時起床。思い立って映画を観る。
とっておきの映画は夜に残しておきたいから、
ちょっとだけ気になってた映画を観る。
1本目、『ずっと独身でいるつもり?』
2本目、『音楽』。


1本目、微妙。
2本目、よかった。寝たけど。



家事を済ませて、出かける準備。
買ったばかりのよく似合うニット帽を被りたくて、
それに合わせて服を選ぶ。
化粧は面倒なのでしない。




いつもの通りをふらふら歩く。
好きなパン屋に寄って、パンを2つ買った。
寄り道しながらゆっくりと海へ。
まず海が見えて、その後夕日も見えてきた。
曇りなのに、夕日が赤くてきれい。
夕日がきれいに見える日って何か条件があるのかなあ。



波打ち際を歩いていると、きれいな桜貝を見つけた。
由比ヶ浜は桜貝がよく採れる?そう。
パンを食べながら海を眺める。


暮れなずむ海辺をあとにして、
いつもの安いスーパーへ。豚バラを買う。
野菜が安くてつい買いそうになるが、
冷凍庫にたくさんストックがあったことを思い出す。
野菜は安い時に買って、冷凍している。
我ながら本当にエラいと思う。



帰ってきて、ご飯を食べて、また映画。

3本目、『望み』。
家族が被害者か加害者だったらどっちであってほしい?っていう話。と解釈した。
被害者だったことで物語が丸く収まったようだったけど、
私だったら加害者であってほしい。
これからどんなに辛い人生になろうとも、
大切な人には、ただ生きていてほしい。



4本目、『青葉家のテーブル』。
結構好き。映像がおしゃれだった。
女の子同士の友情ってきれい。
主演の子可愛かったなあ。



モラトリアム1日目、終了。

暮れなずむ

映画『くれなずめ』を観た。


会いたいけどもう会えない大切な人の思い出って、どうしてあんなに愛おしく記憶に残るんだろう。
きっと頭にくることもあったし良い記憶ばかりじゃないだろうに、思い出すのはぜんぶ、じんわりと温かい、やさしい思い出。
笑った顔とか、見慣れた仕草とか、触れた時の柔らかい感触とか。


自分もあのメンバーの一員で、よしおの友だちだったんじゃないかってくらい感情移入してしまった。
それくらいに成田凌の演技がよかった。




はぁ、いっぱい泣いたな。
いい映画だった。
大切な人たち、みんないなくならないでほしいな。
生きていてほしい。いつか会えたらそれでいい。

余韻でベッドから動けない。
泣きつかれて眠い。
湿ったベッドでこのまま寝てしまおうかな

君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ

 

悔しいけど、逃げグセはついてるのかもしれない。
思えば社会人になって1社目も2社目も嫌なことから逃げてきた。
いま、3社目を逃げ出したくてしょうがないところ。
まてよ26歳、逃げてその後どうするんだ。



やっぱり迷走は終わっていなかった。
仕事も私生活もまた靄がかかりはじめた。
何度も逃げたけど、私なりに風の強い日を選んで走ってきた。
でもまたちょっとしたことですぐにヘトヘトになる。
かといって、私を諦める勇気は出ない。
なのに思いっきり頑張る勇気も出ない。




君の夢が〜叶うのは〜だ〜れ〜か〜のおかげじゃないぜ〜🎶





夢ってなんだろう。
しいていうなら広告をつくりたい。
でもガッツリ広告の世界に飛び込む勇気はない。
てかオフィス絶対東京じゃん、遠いムリ。
神奈川にないの?いい感じの広告制作会社。ないかー
なんだかんだお給料も捨てがたい。
夢のためならお金なんてってのは幻想。
したい暮らしをするためにはお金が大事でしてよ。
神奈川の制作会社でお給料それなりにくれてそこそこの時間に帰れるとこないかなー
それなり、とかそこそこ、とか私も曖昧だな
ちゃんと基準定めたほうがいいよな



やめるやめる言ってる人はやめないし
別れる別れる言ってる人は別れないし
結局のところ、大事な決断はひとりでスパッとするもの



めーちゃしんどいけど10月まで耐えたら自信になるのかな。
社会人なって自信持てること、気付けばなーんもないやっ

結局、財布は届かなかった。

 

紛失届を出してから3日が経って、
もう諦めて免許証やらクレカやらを
すべて再発行した。
財布をなくしてから落ち込んでたけど、
諦めた瞬間心が軽くなった。
「諦めて、次」ってやっぱり大事なことなんだと思う。



お財布はちょっといいものを買って
長く使いたいと思ってたし
今までもそうしてきたけど、
ふと「別にこだわらなくていいかな」と思い
ネットで3000円くらいの財布を買った。


今日届いた。
なんのブランドロゴも入ってない、
シンプルなワイン色の財布。
ワインというよりこれは血だな。悪くない。
よろしくたのむぞ。





最近、ようやくいい波というやつが来た気がする。
ここ1年半くらい、ドン底だった。
仕事もプライベートもボロッボロだった。
いつか報われるときはくるのか、
いつか幸せになれるときはくるのか、
もう来ないんじゃないかと思ってた日々だった。
でもいま、少しだけいい方角に向かってる気がする。
やまない雨はないのね。
神様ありがとう、といいたいところだけど


Funny Bunny

Funny Bunny


君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ。





 

キプォンファンテー

まーーーーーた財布を失くした。
土曜日の高円寺にて。前回同様、記憶とともに。
もうイルビゾンテの財布に呪われているのかもしれん。


交番に届け出たが連絡は来ない。
今日来なければこれから来ることもないんじゃないかと思う。
だってさ、財布なんて、落ちてたらすぐに誰か拾うでしょ。そして警察に届けるでしょ。それか現金だけ盗んでポイするでしょ。
それって1日の中で完結するっしょ。


半日高円寺を練り歩いて探し回ったけど、
まあそりゃあ見つからなかった。
本当に酒はだめだ。本当に。本当に。




2年前に失くした時と何も変わっていない。
酒癖は相変わらず悪い。もう少し美しく酔えないものか。
酔った時のそれって本音でしょって言われたけど、そうなのかな。
そんなことないと思うんだけどな。自分でも自分の気持ちがよくわからない。




お財布、どうか、見つかりますように。