0804備忘録

 




大変な世の中だと思う。



政府の言ってることはめちゃくちゃで
私たちが汗水流して働いた税金は
よくわからない使い方をされているし


顔が見えなければ何を言っても許される社会だし
1日に50人以上の人が自ら命を絶っていて
それが当たり前の日常になっていて





いつかこの時代が、
私たちにとっての戦争みたいに
「あの頃日本は大変だった」
って語られるようになるのかな。


大変なことが全部なくなって、
誰もが自由に生きて
できるだけ悲しい思いや苦しい思いを
しなくて済む時代が来るのかな。




「昔は自殺っていう死因があったんだよ」なんて
言われるようになるのかな











少し前に、とても驚く訃報があった。

特段ファンって言えるほど好きだったわけではないので(もちろんかっこいいなとは思ってたけど)、亡くなったからと言ってあーだこーだ言いたくないのだけど。
『恋空』にはじまり、『僕のいた世界』、『大切なことはすべて君が教えてくれた』、最近だと『こんな夜更けにバナナかよ』。
それほど多くはないが、昔からぽつりぽつりと目にしていて、その姿はしっかりと記憶に残っていた。



あんなにニコニコしてた人が
キラキラして羨ましがられていた人が
本当は苦しんでいて
自ら人生を絶つほど悩んでいたんだと思うと
なんだか胸にぽっかりと穴があいてしまった。


亡くなった途端そんなこと言うなんて
あんまりいい感じはしないってことわかってるから
口には出さない、人に言ったりしないけど
なんだかとても悲しくなった





ネットは、その理由を考察するニュースで溢れた。
「なんで」という思いで、そのニュースを開いてしまう自分がいた。そんな自分がどこか嫌だった。
そんな時に、ひとつの記事に出会った。



他のメディアで報じられている内容とは違って
故人の、生きた時間について書かれた記事。


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はっとした。そうだ、と思った。





多くの人はその出来事をドラマのように
仕立てあげようとするけど、本当はそうじゃない。
彼は確かに俳優として生きた。
それは、その日に起こった1つの出来事にしか過ぎない。


オセロのようにパタパタとひっくり返してはいけないんだ。







この記事のことは、きっと忘れないとおもう。
記事を読んで感じたことも、
俳優として生きた彼のことも。




https://bunshun.jp/articles/-/39154